武藤彩未が芸能史に刻んだ足跡は、日本のガールズポップシーンにおける重要史料と言えます。1996年4月29日生まれ、茨城県出身の彼女は、ジュニアモデル時代を経て、2008年にテレビアニメ『絶対可憐チルドレン』のオープニングテーマを担当する期間限定ユニット「可憐Girl's」のメンバー(AYAMI名義)に抜擢されました。
のちにBABYMETALの中核として世界中を熱狂させる中元すず香(SU-METAL)、女優として活躍する島ゆいかとともに活動した可憐Girl'sは、小学生離れした圧倒的な歌唱力とキレのあるダンスで伝説化しました。解散後も彼女たちの楽曲「Over The Future」は多くのフォロワーを生み出しています。
2010年4月には、学校教育をテーマにした成長期限定ユニット「さくら学院」が結成され、武藤は初代生徒会長(リーダー)に就任します。個性豊かな小中学生メンバーたちを統率する圧倒的なリーダーシップと、ライブMCで見せる機転、そしてステージで見せる完璧なパフォーマンスは「アイドルの鑑」と称賛されました。
2012年春にさくら学院を義務教育終了に伴い卒業した後は、満を持してソロプロジェクトを始動。当時から徹底して追求された「80年代レトロ歌謡」のカバーやオリジナル曲へのアプローチは、現在のソロ活動へと一直線に繋がっています。