制服本体と並んで日常の満足度を左右するのが、カバンや夏服の快適性です。巣鴨高校の名物とも言えるのが、大量の難解な参考書やプリント、ノートをぎっしりと詰め込んでも破れない頑強な指定カバンです。
近年ではICT教育の進展に伴いタブレット端末の携行も日常化したため、従来の革新的な手提げ・ボストンタイプに加えて、背負い型リュックタイプや部活動に対応した指定サブバッグの柔軟な運用が定着しています。肩や腰への負担を減らしながら、長距離通学に挑む生徒たちの健康を支えています。
さらに、命に関わるレベルの猛暑が常態化している近年の夏場においては、夏服期間のクールビズ運用が実用的に徹底されています。吸汗速乾性に優れた指定の白開襟ワイシャツは、襟元の通気性を確保しながら清潔感を演出。スラックスも軽量かつウォッシャブルな素材が採用され、家庭での丸洗いが容易に行えるよう改良が重ねられています。
冬場の防寒に関しても、規則で定められたシックな指定コート(Pコートやダッフルコートなど)が用意されており、寒風吹きすさぶ早朝の学習習慣をしっかりとサポートします。見た目の厳格さを維持しながらも、生徒の生存戦略と機能性を両立させる工夫が隅々にまで宿っています。