日本の競技シーンを統括する日本自転車競技連盟(JCF)は、プロ選手の育成だけでなく、一般サイクリストに向けた安全啓発活動にも注力している。集団走行時のハンドサイン徹底を講習会などで指導し、公道における自転車の地位向上を目指している。
また、世界のサイクルパーツ市場を牽引するシマノなど、国内の自転車産業全体も交通安全の推進に意欲的だ。シマノはコンポーネントの開発にとどまらず、イベントの主催や安全走行アプリの提供を通じて、サインを出せる余裕を生み出すブレーキ性能や操作性の向上を追求している。業界全体が手を取り合うことで、ハードとソフトの両面から安全な自転車社会の構築が進んでいる。