到着口を出た旅行者が最初に直面するのが、シャルル・ド・ゴール空港市内アクセスの選択です。主な交通手段には、高速郊外鉄道「RER B線」、直行シャトルバス「ロワシーバス(RoissyBus)」、そして公式タクシーが存在します。それぞれの利便性とリスクを客観的データで比較しました。
長年議論されるパリ空港RER B線治安ですが、パリ北部郊外(セーヌ=サン=ドニ県)を走行する区間では、旅行者のスーツケースやスマートフォンを標的にした集団スリ・ひったくりが依然として報告されています。特にドア付近に立つ乗客のスマホを、発車直前に奪って逃走する手口が多発しています。大きな荷物を抱えている場合や初渡航の場合は、鉄道の単独利用に慎重さが求められます。
オペラ座へ向かうならパリ空港ロワシーバス乗り場(T1、T2各ターミナルから発着)からの乗車がコストと快適さのバランスに優れています。一方、複数人での移動や荷物が多い場合、もっとも推奨されるのはドゴール空港タクシー定額料金の利用です。セーヌ川を挟んで「右岸(Rive Droite)=56ユーロ」「左岸(Rive Gauche)=65ユーロ」という公定料金が定められており、ぼったくりの心配なく目的地へ直行できます(※到着ロビー内での非公式な呼び込み=白タクには絶対についていかないでください)。