古書市場において長年の実績を持つ遠藤書店は、一般的な古本屋とは一線を画す専門特化型の品揃えで知られています。文芸書や文庫本にとどまらず、哲学・歴史・自然科学・地域誌・美術関連などの学術的価値が高い専門書を中心に、戦前・戦後の貴重な紙資料や初版本まで幅広く網羅しています。
古書業界関係者の証言によると、「遠藤書店が歩んできた歴史の中で培われた目利きは、市場相場と文化的価値の双方を熟知したプロフェッショナルの領域」と評されています。単にバーコードの有無や本の外観の綺麗さだけで機械的に価格を決める大型チェーンとは異なり、時代背景や著者の学術的評価、現存する部数の少なさまで加味した仕入れと販売が行われている点が最大の特徴です。
取り扱いジャンルの幅広さと専門性の深さは、大学の研究室や研究者、熱心な愛書家が足繁く通う理由となっており、探求本や絶版資料との出会いの場として業界内でも独自のポジションを確立しています。