佐々木蔵之介を語る上で外せないのが、京都市上京区に構える1893年創業の「佐々木酒造」だ。彼自身は次男であり、家業は実兄が継いでいるものの、酒造りのPRや地元のイベントにはたびたび協力している。京都の伝統と歴史を背負う実家の存在は、彼のアイデンティティそのものでもある。
京都の老舗といえば、独自の風習や人間関係の機微が存在する場所だ。そうした環境に対して、妻がどのように寄り添っているのか。出しゃばらず、出すぎず、しかし必要なときには凛として控える——そんな大人の配慮ができる人物だからこそ、老舗の家柄とも良好な関係を保てているのだろう。