無料歌詞検索サイトのUtaTenや歌ネットでも常にアクセス上位を誇る『タンタカタンタンタンタンメン』。その歌い出しは「セカイのメツボウの ニュースがチャンスだ あの娘の街まで飛んでいく」という、極めてドラマティックかつコミカルなフレーズから幕を開けます。
一見すると「担々麺」という中華料理名をリズミカルに連呼するおふざけソングに受け取られがちですが、本質はまったく異なります。歌詞の軸にあるのは、「平凡で冴えない日常を送る主人公が、大好きなあの子のピンチにだけは最強のスーパーヒーローに変身する」という、少年のピュアな空想劇です。
楽曲の中盤では、「高速移動で弾避けて サイコキネシスで敵を討つ 5分経たずに終わらせた」と歌われ、圧倒的な力で世界を救いながらも、主人公の関心は「君と一緒に世界を救いたいな」という一点に集約されています。地球の危機という壮大なテーマと、ラーメンを食べるような日常の気軽さ。この強烈な落差と言葉遊びこそが、リスナーの感情を揺さぶり、無意識のうちにリピート再生させてしまう最大の要因です。
さらに、インディーズ期から愛されてきた原曲に対し、再レコーディングとブラッシュアップを施した『シン・タンタカタンタンタンタンメン』の登場により、サウンドの重厚感とボーカルの切れ味が一段と進化。配信チャートを再び賑わせる原動力となりました。