履歴書の資格欄を埋める際、最も多くの応募者が引っかかる致命的なミスが「取得年月日の取り違え」です。履歴書には「その資格・免許を初めて取得した年月日」を記載するのが鉄則ですが、免許証の左上に大きく記載されている日付をそのまま転記してしまう人が後を絶ちません。
ここに免許証の交付年月日との違いという決定的な盲点が存在します。免許証の左上(顔写真の左側付近)に記載されている「2026年〇月〇日交付」といった日付は、あくまで「直近で免許を更新した日」または「住所変更・再交付の手続きを行った日」に過ぎません。ここを履歴書に書いてしまうと、採用担当者から「この年齢で先月免許を取ったばかりなのか?」と誤解されたり、経歴の整合性を疑われたりする原因になります。
正しい免許証の取得年月日の見方は、免許証の左下にある枠線部分を確認することです。そこには「二・小・原」「他」「二種」という3つの区分が並んでおり、それぞれの右側に記載されている年月日こそが真の初回取得日です。
- 「二・小・原」:二輪免許、小型特殊自動車免許、原動機付自転車免許を最初に取得した日
- 「他」:普通免許、準中型免許、中型免許、大型免許など、第一種運転免許を最初に取得した日
- 「二種」:タクシーや旅客バスなどの第二種運転免許を最初に取得した日
普通免許しか持っていない方であれば、「他」の欄に刻印されている日付を西暦または和暦(履歴書全体の表記統一に合わせる)で資格欄に記載します。ただし、普通免許を取得したあとに準中型や大型を取得したなど、同区分内でステップアップしている場合は、免許証表面の表示が上書きされて初回の日付が分からなくなる仕様になっています。その場合は、警察署や運転免許センターで「運転免許経歴証明書」(発行手数料:1通約670円〜)を申請・取得すれば、過去すべての免許の正確な取得年月日を公的に確認することが可能です。