中学時代の輝かしいモテ期から一変、高校進学を機に吉沢のスクールライフは急転直下する。本人が「漆黒の暗黒時代」と振り返る3年間の始まりだ。
地元を離れた高校に進学したことで、周囲に知人が誰もいない環境に放り込まれた。極度の人見知りが災いし、友達作りに完全に乗り遅れてしまったのだ。クラスの輪に入れず、休み時間は自席でじっとスマホを見つめるか、眠ったふりをしてやり過ごす毎日。賑やかなグループを遠目に見ながら「自分とは住む世界が違う」と感じていたという。
当時の彼は、派手なグループに属する生徒たちを少し斜に構えて見ていた節もある。一見すると華やかなイケメンが、教室の隅で「リア充」になれずに葛藤していたという事実は、実に味わい深い。