長男の藤岡真威人は、父親ゆずりの凛々しい容姿と抜群のスタイルで一躍注目の的となった。彼にとって決定的な転機となったのが、東映株式会社が制作した映画『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』だ。父・藤岡弘、が半世紀前に演じ、伝説となった仮面ライダー1号/本郷猛役を、実の息子である真威人が若き日の本郷猛として演じるという歴史的キャスティングが実現した。
特撮ヒーローとしての重圧は想像を絶するものだったが、スクリーンのなかで見せた真威人の鋭い眼光とアクションパフォーマンスは、往年のファンをも唸らせた。「父の作品を観て育ち、その責任の重さを肌で感じてきた」と語る真威人は、特撮の世界にとどまらず、映画やドラマで主演・主要キャストを務める若手実力派俳優へと急速に脱皮を遂げている。