2007年のデビュー以降、映画『口裂け女2』での主演など若手実力派として頭角を現していた飛鳥凛。彼女の知名度を決定づけたのが、2009年から2010年にかけて放送された平成仮面ライダーシリーズの傑作『仮面ライダーW』でした。風都のアイドルラジオパーソナリティでありながら、敵組織ミュージアムの中核を担う「園咲若菜(クレイドール・ドーパント)」という二面性を持つ難役を見事に演じ切り、老若男女を熱狂させました。
ブレイクの最中にリリースされたファースト写真集『凛』(ワニブックス)や週刊誌・ヤングジャンプ等のグラビアで見せた水着姿は、それまでの「若菜姫」のイメージに瑞々しい健康美と大人の色香を付加する決定打となりました。過度な露出や扇情的なアピールに頼るのではなく、手足の長さや自然体の透明感を活かしたショットの数々は、10代後半から20代へ向かう少女と大人の狭間の美しさを鮮やかに切り取った作品として、今も高い評価を得ています。