ビアンキのクロスバイク選びで最大の分岐点となるのが、二大看板である「C-SPORT(シースポーツ)」シリーズと「ROMA(ローマ)」シリーズの選択です。両者はコンセプトが根本から異なります。
C-SPORTシリーズは、快適性と走破性を重視したコンフォート系クロスバイクです。太めの700×38Cタイヤを採用しており、路面の段差や荒れたアスファルトでも優れたクッション性を発揮します。乗車姿勢も比較的アップライト(上体が起きた状態)になるため、スポーツバイク初心者や毎日の通勤通学で安定感を求める層に支持されています。特にVブレーキ仕様の「C-SPORT1」は手頃な価格帯で評判を集め、ディスクブレーキ仕様の「C-SPORT2」は悪天候時の確実な制動力で評価を二分しています。
対するROMAシリーズは、ロードバイクに近い俊敏性を追求したスピード系フラットバーロードです。細身のタイヤと前傾姿勢を取りやすいフレームジオメトリにより、ダイレクトな加速感と高速巡航を可能にしています。週末に数十キロ単位のロングライドを楽しみたい方や、キビキビとしたスポーティな走りを求める方に適しています。