ファンのみならず、業界関係者からも「アイドルバラエティの金字塔」として語り継がれているのが、2014年からCS放送「フジテレビTWO」およびNOTTVで放送された冠番組『Sexy Zone CHANNEL』(通称:セクチャン)です。スタジオでの過度な演出を排し、メンバー5人の自然な関係性と素のリアクションを引き出す構成は、当時としては画期的な試みでした。
なかでも「神回」として今なお熱烈に支持されているのが、以下のエピソード群です。
- 「サファリパーク回」:動物たちとの予測不能な接触に翻弄されるメンバーの飾らない素顔と、最年少・マリウス葉さんを兄たちが温かく見守る構図が爆笑を呼びました。
- 「焼き肉食べ放題&スカイバス回」:ただ食事を楽しみ、バスの上で風を感じながらはしゃぐ姿に、演出抜きのリアルな青春性が凝縮された傑作回。
- 「富士急ハイランド回」「足つぼマッサージ回」:極限状態に追い込まれた中島さんの決め台詞崩壊や、菊池さんの絶妙なツッコミ、佐藤さんの切れ味鋭いツッコミ、松島さんの天然リアクションが完璧なテンポで炸裂。
当時の制作スタッフの手記や特番インタビューによると、「企画の骨子は用意するものの、台本上の縛りを極力なくし、彼ら自身が自発的に生み出す空気感を最優先でカメラに収めた」と証言されています。計算されたキャラクター付けではなく、思春期の少年たちがぶつかり合いながら育んだ絆のダイナミズムこそが、セクチャンを伝説たらしめた本質的な要因です。