キャブ車とは?Fiとの違いと仕組み・今なお愛される理由を徹底解説

キャブ車とは?Fiとの違いと仕組み・今なお愛される理由を徹底解説

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現在市販されているほぼすべての自動車・バイクは、キャブレターに代わり「フューエル・インジェクション(FI:電子制御燃料噴射装置)」を採用しています。両者の構造と特性には、以下のような明確な差異が存在します。

項目キャブレター(キャブ車)インジェクション(FI車)編集部の見解・実用上の差燃料供給の仕組み負圧による機械的吸引(霧吹き原理)高圧ポンプと電子噴射ノズルFIはミリ秒単位で噴射量を精密補正始動性と安定性気温・気圧に左右される(手動チョーク必要)セル一発で即座に安定アイドリング冬場の扱いやすさはFIが圧倒的に優位燃費性能走行状況によりムラが生じやすい常に最適空燃比を維持し高燃費同排気量比でFIの方が10〜25%程度良好メンテナンス・修理性工具と手作業で分解・洗浄・調整が可能専用診断機や電子部品交換が必要DIY整備や旧車維持にはキャブが有利フィーリング・操作感荒々しくダイレクト、吸気音が明確スムーズでギクシャク感がない官能的な楽しさはキャブ車に根強い人気

FI車は、O2センサーや吸気温度センサー、スロットルポジションセンサーなどの情報をECU(エンジンコントロールユニット)が集約し、常に完全燃焼に近い燃料噴射を行います。これに対してキャブ車は、スロットルを開けた分だけワイヤーで物理的にバルブが開き、空気の流速に応じてガソリンが吸い出されるという、極めてダイレクトで機械的な連動感を持っています。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。