SNSや大手コミュニティサイト、中古車レビューに寄せられたオーナーたちの生の声を取材すると、満足度の明暗が綺麗に分かれている実態が浮き彫りになります。
「見た目がどうしても好きで、コミコミ45万円の2010年式R56を購入。半年で警告灯が点き、専門店で見てもらったらオイル食いと水漏れで修理見積もり40万円と言われ愕然とした。結局、車検を通さずに廃車にしてしまい、最初から高年式にしておけばよかったと痛感した」(30代男性・元オーナーの手記より)
一方で、入念なリサーチを経て購入したオーナーからは全く異なる感想が届いています。
「2018年式のF55(5ドア・後期LCI)を中古で購入して4年目。車検は専門店で毎回14万円程度。発生したトラブルは運転席ドアのロックアクチュエーター不良(修理費2万円)くらいで、国産車と変わらない感覚で乗れている。毎日の通勤で運転席に乗り込むたびに気分が上がる」(40代女性・現役オーナーの声)
輸入車専門の現場整備士は次のように語ります。「ミニが壊れやすいと言われる背景には、ユーザー側のメンテナンス意識のギャップがあります。国産車はオイル交換を少々怠っても動いてしまいますが、欧州の高性能エンジンは指定規格のオイルを5,000km〜1万kmごとにきっちり交換することが設計の前提。前オーナーが適切な管理を怠ったツケが、中古で購入した次のオーナーに一気に降りかかってくるのです」。