きゃりーとの別れを経て、2015年末からスタートしたモデル・実業家の益若つばさとの交際は、深瀬の人生において最も結婚に近づいた期間でした。二人は同じ「10月13日生まれ」という運命的な共通点を持ち、互いのSNSに登場することも日常茶飯事でした。深瀬は益若の愛息とも深く交流し、周囲からは「いつ籍を入れてもおかしくない事実婚状態」と見なされていました。
しかし、交際開始からおよそ7年が経過した2022年夏、週刊誌のスクープによって二人の破局が公となりました。長年連れ添ったパートナーシップが崩壊に至った背景には、単なる感情の摩耗ではない、複合的かつ現実的な要因が絡み合っています。
第1に、益若つばさの重傷事故と心境の劇的変化です。益若は2022年5月、滞在先のアメリカで仙骨を骨折する大怪我を負い、長期の寝たきり生活とリハビリを余儀なくされました。この療養生活の中で彼女は自身の人生を深く見つめ直すことになり、自立した女性実業家としてのキャリア、そして思春期を迎える息子の教育環境を最優先に位置づける決断を下したと報じられています。
第2に、「再婚」に対する価値観の決定的なズレです。益若は過去の離婚経験から、婚姻届を提出することに対して極めて慎重なスタンスを維持していました。一方の深瀬は、バンド活動の海外展開や映画『キャラクター』での俳優デビューなど、活動のフィールドを急激に広げており、創作に没頭するあまり家庭生活に多くのリソースを割くことが難しい時期に突入していました。
関係者の証言によると、激しい喧嘩別れではなく、お互いの人生の進路と優先順位を冷静に話し合った末の「前向きな決別」であったとされています。7年という歳月を共にしたからこそ、曖昧な同棲関係を続けるのではなく、明確な境界線を引く選択がなされたのです。