エクセル標準偏差の求め方|Stdev. SとPの違いとグラフ活用術

エクセル標準偏差の求め方|Stdev. SとPの違いとグラフ活用術

エクセル標準偏差の求め方|Stdev. SとPの違いとグラフ活用術に関する話題のニュースを速報でお届けします。関心のある方は必見です。

数字の羅列だけでは伝わりにくいデータの散らばりを、経営層やクライアントへ直感的に提示するにはグラフの視覚化が不可欠です。ここでは、現場で頻出する2大グラフ手法の手順を整理します。

1. 棒グラフへの標準偏差エラーバー設定手順

各部門の平均売上やテスト平均点の棒グラフに、データのばらつき幅を示す「エラーバー(誤差範囲)」を追加する手順です。

  1. 対象データの平均値(AVERAGE)と標準偏差(STDEV.S)をあらかじめセルに算出しておく。
  2. 平均値のセル範囲を選択し、「挿入」タブから「2D縦棒グラフ」を作成する。
  3. グラフ上の棒をクリックし、右上にある「+(グラフ要素)」ボタンから「誤差表示(エラーバー)」の右矢印をクリックして「その他のオプション」を選択する。
  4. 画面右側に表示される「誤差の書式設定」の「方向」で「両方向」または「正方向」を選択する。
  5. 「誤差範囲」の項目で最下部の「ユーザー指定」にチェックを入れ、「値の指定」ボタンをクリックする。
  6. 「正の誤差の値」「負の誤差の値」の両方に、あらかじめ計算しておいた標準偏差が入力されているセル範囲を指定して「OK」をクリックする。

※注意点:エラーバー設定画面にあるデフォルトの「標準偏差」を選択すると、グラフ全体の数値からエクセルが勝手に算出した単一の固定値が適用されてしまいます。必ず「ユーザー指定」を選び、自前で計算したSTDEV.Sのセル範囲を紐付けるのがプロの実務ルールです。

2. NORM.DIST関数を使った正規分布グラフの作り方

データが釣り鐘型の正規分布にどの程度従っているかを視覚化するには、確率密度関数を用います。

  1. データの最小値から最大値までの刻み値(X軸用の数値列)をA列に作成する。
  2. B列の先頭セルに =NORM.DIST(A2, 平均値のセル, 標準偏差のセル, FALSE) と入力し、下方向へオートフィルする(第4引数をFALSEにすることで確率密度を算出)。
  3. A列とB列を選択し、「挿入」タブから「散布図(平滑線)」または「面グラフ」を作成する。

これにより、データが平均値を中心にどのように分布しているかが美しい正規分布曲線として描画され、プレゼン資料の説得力が飛躍的に高まります。

吉田 誠
著者

吉田 誠

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。