旅の満足度を左右する決定的な要素である「料理」と「客室」。大手宿泊予約サイトの膨大な口コミ評判や、実際に宿泊したトラベラーによる「たちばなや宿泊記ブログ」の克明な記録を精査すると、公式パンフレットの美辞麗句だけでは見えてこない具体的な手応えが浮かび上がってきます。
夕食・山形牛懐石と朝食への評価
あつみ温泉たちばなや料理と夕食メニューにおいて、圧倒的な支持を得ているのが地元庄内の旬彩と名峰・月山の麓で育まれたブランド牛を味わう会席料理です。特にメインとなる山形牛の陶板焼きやしゃぶしゃぶは、「口の中でとろける脂の甘みと赤身の力強い旨味のバランスが格別」と絶賛を集めています。日本海・鼠ヶ関(ねずがせき)港から直送される鮮魚のお造りや、春の山菜、秋のきのこなど、郷土の味覚を繊細な出汁で仕立てた皿が並びます。
一方、あつみ温泉たちばなや朝食の評価にも注目すべき特徴があります。名物の「山形県産つや姫」を炊き上げた白米の美味しさはもちろん、庄内名物のしなべきゅうりや芋煮、焼き立ての魚など、派手さよりも「ご飯が進む滋味深さ」を追求した和定食スタイル(時期によりハーフビュッフェ併用)が高く評価されています。「夕食で満腹になった翌朝でも、米の旨さにつられて何杯もお代わりしてしまう」という声がブログやSNS上で後を絶ちません。
湯量豊富な大浴場とたちばなや客室露天風呂
あつみ温泉の泉質は、弱アルカリ性のナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉。美肌の湯としても名高く、湯上がりの肌がしっとりとなめらかに整うのが特徴です。たちばなやの大浴場「月光の湯」「日の光の湯」には、庭園の緑を間近に望む広々とした露天風呂が併設されており、温海川のせせらぎを聞きながら極上の湯浴みが楽しめます。
さらに近年人気が集中しているのが、客室露天風呂を備えた特別室です。信楽焼や檜の浴槽に注がれる名湯を、誰にも気兼ねなく24時間いつでも堪能できる贅沢は、記念日旅行や夫婦旅において絶大な支持を集めています。「早朝、薄霧に包まれた山並みを眺めながら浸かる客室露天風呂は一生の思い出になった」という体験談が示す通り、プライベート空間での温泉体験は宿の白眉といえます。