甲斐性とは何か?年収だけで測れない男の器と本質を見極める基準

甲斐性とは何か?年収だけで測れない男の器と本質を見極める基準

甲斐性とは何か?年収だけで測れない男の器と本質を見極める基準の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

女性向けコミュニティサイトやSNS、Q&A掲示板に投稿される相談を定点観測すると、「甲斐性なしの配偶者」に対する悲鳴は、金銭不足そのものよりも「頼りにならなさに対する精神的疲弊」に集中しています。

大手掲示板に投稿され多くの共感を呼んだ30代後半女性の手記には、次のような生々しい告白が綴られています。

「交際中は『お金はないけれど優しくて穏やかな人』だと思っていました。でも結婚後、夫は職場の人間関係を理由に何度も転職を繰り返し、そのたびに無職期間が発生。生活費が足りなくなっても『なんとかなるでしょ』とスマホゲームに没頭するだけ。私が体調を崩して寝込んだ日、心配するどころか『今日の晩ご飯どうするの?』と尋ねられた瞬間、心の底から何かが冷え切る音がしました。優しいのではなく、ただ何も背負う気がない無責任な人だったんです」

ネット上の反応を精査すると、女性心理が求める「甲斐性」の定義が、昭和・平成の「男性の経済的扶養」から「対等な生活共同体としての当事者意識」へと完全にシフトしている実態が浮かび上がります。

「専業主婦にしてほしいわけではない。共働きなのに家事や育児の課題を完全に人任せにし、危機感が共有できないことが耐えられない」「年収が一時的に下がるのは仕方がないが、その穴を埋めるために泥臭くバイトを探す誠意が見えない」といった声は、まさにその象徴です。金銭的欠乏以上に、「いざという時に自分や子どもを守ってくれない」という根源的な不安が、女性たちを絶望と離婚へと向かわせています。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。