婚活サービスの公式サイトで目にする「成婚率〇%」という数字を、そのまま鵜呑みにするのは危険だ。実は、業界内で成婚率の計算定義は統一されていない。「退会者に占める成婚退会者の割合」を算出する会社もあれば、「全会員数に対する成婚者の割合」を採用する会社もある。この算定基準の違いによって、見かけ上の数値は劇的に変化するのだ。
例えば、手厚いアドバイスよりも合理的な費用感を重視する「ゼクシィ縁結びエージェント」のような店舗型・オンラインハイブリッドサービスは、若い世代を中心に人気を集めている。初期費用を低く抑えられる反面、自発的に行動できない参加者は放置されがちだという側面もある。高い成婚率という数字の裏側にあるロジックを見極める視点が不可欠である。