準備が整ったら、実際にメイクを施していきましょう。描く順序を間違えると、手の甲が触れて線がにじんでしまう原因になります。以下の正しいステップで進めることが綺麗に仕上げるコツです。
ステップ1:皮脂を抑えるベース作り
顔全体が皮脂や汗でベタついていると、ライナーの色が乗りません。あらかじめ洗顔シートやティッシュで余分な油分を拭き取り、ベビーパウダーやフェイスパウダーを軽く叩いて肌表面をサラサラにしておきます。バカ殿様のような完全な白塗りは不要ですが、肌のトーンをわずかに整えておくと黒色のラインが鮮明に浮かび上がります。
ステップ2:八の字の「太眉」を描く
黒のペンシルアイライナーまたはフェイスペイントを使い、自眉の頭よりも1〜2cmほど高い位置からスタートします。目尻を大きく通り越して下がるように極太の「ハ」の字を描き込みましょう。左右の高さをあえて少しズラすことで、独特の間の抜けたニュアンスが強調されます。
ステップ3:鼻の下の「無精ヒゲ」を塗りつぶす
鼻の穴のすぐ真下から、上唇に向かって広がる台形を描きます。塗りつぶす際はベタ塗りにしすぎず、輪郭のフチを少しギザギザにぼかすと、生え散らかしたようなリアルな無精ヒゲ感が生まれます。
ステップ4:魂を吹き込む「毛付きほくろ」
右または左の頬、笑ったときに盛り上がる頬骨のあたりに、リキッドライナーで直径約1cmの黒い丸を塗りつぶします。インクが乾いたら、その中心から上方向へ向かって、スッと払うように長さ3〜4cmのカーブを描いた「ほくろ毛」を1本だけ書き足します。この1本の毛があるだけで、会場の爆笑率は跳ね上がります。