男闘呼組の結成35周年記念ツアーを大成功で締めくくった後も、成田昭次の勢いは止まりません。岡本健一、高橋和也、前田耕陽、そして名プロデューサー亀田誠治らと共に結成した「Rockon Social Club」や、自身のソロプロジェクトを昇華させた「NARITA THOMAS SIMPSON」において、精力的なアルバムリリースと全国ツアーを継続しています。
ライブのステージで見せる成田昭次の表情は、若き日の尖ったロックスターのそれとは異なり、酸いも甘いも噛み分けた大人の包容力と、音楽を奏でられることへの純粋な喜びに満ち溢れています。MCで時折語られる「今こうしてステージに立てていることへの感謝」の言葉には、支え続けてくれたファンだけでなく、最も過酷な日々を共に乗り越えた現在の妻への深い敬意と謝意が込められていることは想像に難くありません。
私生活における安定と家族の無償の愛こそが、彼のブルースフィーリング溢れるチョーキングと枯れた色気を持つボーカルに、一層の深みと真実味を与えているのです。