色鉛筆の塗り方大全!筆圧と重ね塗りで立体感を劇的に変えるプロ技

色鉛筆の塗り方大全!筆圧と重ね塗りで立体感を劇的に変えるプロ技

色鉛筆の塗り方大全!筆圧と重ね塗りで立体感を劇的に変えるプロ技の注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。

色鉛筆の真価は、複数の色を重ね合わせる「混色(ブレンディング)」によって現れます。絵の具のようにパレット上で色を混ぜられない色鉛筆では、紙の上で顔料を視覚的に合成するプロセスが不可欠です。ここで決定的な差を生むのが、「淡い色(明度の高い色)から塗り始め、徐々に濃い色(明度の低い色)を重ねる」という重ね塗りの順番です。

濃い色を先に強く塗ってしまうと、含まれるワックス成分が紙の目を塞ぎ、後から薄い色を重ねても滑って色が乗りません。ハイライト部分のベースカラー(イエローや薄いベージュなど)を筆圧1で全体に広げ、その上から中間色、最後に最も暗いアクセントカラーを乗せていくのが基本セオリーとなります。

滑らかな色鉛筆のグラデーション技法を成功させるには、2色の境界線部分で互いの色を筆圧1のフェザリング(羽のような軽いタッチ)で交差させ、最後に全体を最も明るい色鉛筆や「無色のブレンダーペンシル」で均一に圧着(バーニッシング)します。このひと手間で顔料同士が馴染み、まるで印刷物のような滑らかな階調が手に入ります。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。