石崎ひゅーいという表現者の真価は、音源の美しさ以上に「生のライブ空間における圧倒的な魂の叫び」にあります。SNSや音楽コミュニティに寄せられる生の声、そして全国のフェスやワンマンライブの現場取材からは、彼の特異な引力が浮き彫りになります。
音楽ファンの間で語り草となっているのが、2016年に発表された代表曲『花瓶の花』にまつわるエピソードです。この楽曲は、友人の結婚式のために書き下ろされたと同時に、亡き母への感謝が込められた珠玉のバラード。YouTubeでのMV公開以降、コメント欄やSNS上では次のようなリスナーの感動の声が絶えません。
「名前の珍しさに惹かれて聴いてみたら、1曲目で涙が止まらなくなった」「菅田将暉くんの『虹』の作詞作曲者として知ったが、本人の歌唱をライブで聴いたときの迫力は鳥肌モノ」といった声が数多く投稿されています。
さらに2016年には、映画『アズミ・ハルコは行方不明』(松居大悟監督、蒼井優主演)で俳優としても鮮烈なスクリーンデビューを果たしました。演技未経験でありながら、主人公の相手役となる青年・新吾役をナチュラルかつ危うい色気で見事に演じきり、キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞にノミネートされるなど、表現者としての多面的な才能を世に見せつけました。