ネット上の情報では「果汁100%なら添加物は一切入っていない」「どれを選んでも無添加で同じ」と誤解されがちですが、ここには見落としがちな盲点が存在します。
白ぶどうは赤ぶどうに比べて酸化による褐変(茶色く変色すること)や風味劣化が起きやすい果汁です。そのため、市販品の多くには品質保持を目的として「酸化防止剤(ビタミンC)」が添加されています。もちろんビタミンC自体は安全性の高い成分ですが、完全な無添加・生搾りそのままの風味を求める場合は、原材料表示が「ぶどう」のみになっているワイナリー直送品や無添加ストレート果汁を確認して選ぶ必要があります。
また、「濃縮還元=低品質」と決めつけるのも早計です。近年の濃縮還元技術は進化しており、日常使いで炭酸水で割ってスパークリングジュースを作ったり、サングリアのベースにしたりする用途であれば、コストパフォーマンスに優れた濃縮還元が最も賢い選択肢となります。