冠番組が整理されるたびに、インターネット上や週刊誌では「芸能界引退か」「いよいよタモリが終活に入った」という言説が飛び交います。このタモリ引退説の真相とタモリ終活の真相について、取材によって判明している客観的事実を整理します。
終活説の大きな根拠として語られるのが、長年保有していた大型クルーザー(愛艇)の売却や、自ら主宰していたヨットレース「タモリカップ」の開催終了、さらには都内の個人事務所の規模縮小といった具体的な身辺整理のアクションです。これは一部でセンセーショナルに報じられたような「病気による引退準備」ではなく、80代を迎えるにあたって後顧の憂いをなくし、周囲に迷惑をかけないための合理的な人生設計の一環でした。
また、定期的に浮上するミュージックステーション降板の噂ですが、テレビ朝日側は一貫して否定しています。1986年10月の放送開始から数えて40年近くにわたりメイン司会を務めるタモリの存在は、音楽業界や各レコード会社、アーティスト側にとっても唯一無二の安心感となっています。タモリ自身にとっても、週に1回、最新のポップカルチャーに触れ、生放送ならではの適度な緊張感を味わえる貴重なルーティンとして機能しており、急激に自ら降板を申し出る蓋然性は極めて低いと現場では受け止められています。