セルフガソリンスタンドのやり方完全ガイド!初心者でも迷わない手順

セルフガソリンスタンドのやり方完全ガイド!初心者でも迷わない手順

セルフガソリンスタンドのやり方完全ガイド!初心者でも迷わない手順のコツについてポイントを解説します。初心者でも安心のガイドをご覧ください。

セルフスタンドにおける事故の中で、金銭的・機械的被害が最も深刻なのが「油種の入れ間違い(誤給油)」です。JAF(日本自動車連盟)が発表した燃料入れ間違いに関する救援出動件数の調査データによると、年間を通じて全国で数千件規模の誤給油トラブルが発生しており、特に年末年始や大型連休などの行楽シーズンに多発する傾向が如実に現れています。

背景にある深刻な誤解が、「軽自動車だから軽油を入れる」という根本的な勘違いです。軽自動車の「軽」は道路運送車両法で定められた車両区分であり、燃料の「軽油(ディーゼル燃料)」とは全く無関係です。一般的な軽自動車はすべてガソリン(レギュラー)で走行します。

日本の消防庁およびJIS規格により、誤給油を視覚的に防ぐ目的で給油ノズルには厳格なカラーユニバーサルデザインが義務付けられています。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価レギュラーガソリンノズル色:赤色(レッド)
オクタン価:89.0以上一般的な軽自動車・普通乗用車全般国内乗用車の約8割が適合。迷った際は車検証や給油口裏の指定シールを再確認。ハイオク(高オクタン価)ノズル色:黄色(イエロー)
オクタン価:96.0以上輸入車全般、スポーツカー、大排気量高級車レギュラー仕様車に入れても故障はしないが、燃費向上や出力向上等のコスト対効果は薄い。軽油(ディーゼル燃料)ノズル色:緑色(グリーン)
セタン価:45〜50以上トラック、バス、クリーンディーゼル乗用車「軽自動車用」と勘違いするドライバーが絶えない危険地帯。普通ガソリン車には絶対給油不可。誤給油時の修理費用タンク抜取・燃料ライン洗浄:約3万〜5万円
インジェクター・ポンプ全交換:数十万〜100万円超JAF非会員牽引・抜取:数万円規模走行前に気付けば燃料抜取で済むが、エンジンを始動して走行すると致命的な焼き付きや失火を招く。

万が一、ガソリン車に軽油を給油してしまった場合、点火プラグが煤で覆われて失火し、加速不良や激しいノッキングを起こして最終的にエンジンが停止します。逆に、クリーンディーゼル車にガソリンを入れて高圧噴射ポンプを回してしまうと、燃料自体の潤滑性が失われて内部摩擦で金属粉が発生し、燃料系統全損という莫大な修理被害をもたらします。もし入れ間違いに気付いた場合は、絶対にエンジンを始動せず、その場で直ちにスタンドスタッフへ申し出てください。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。