Q1:うつ病で「笑顔が作れない」と感じるのはなぜですか?
A1:うつ病によって意欲や感情を司る脳内伝達物質が減少すると、感情の起伏そのものが小さくなる(感情平板化)と同時に、表情筋を動かすための運動指令伝達が抑制されるためです。本人の努力不足や性格の問題ではなく、脳機能の一時的なブレーキによるものです。
Q2:眉間のシワ(オメガ徴候)がある場合、必ずうつ病なのでしょうか?
A2:単なる加齢や視力低下によるシワの可能性もあります。しかし、「視線が合わない」「全身の倦怠感」「睡眠障害」「何をしても楽しめない」といった精神・身体症状を伴い、持続的に眉間が引きつっている場合は、うつ病の身体所見(オメガ徴候)として強く疑われます。
Q3:家族の表情に異変を感じた場合、どのように精神科受診を促すべきですか?
A3:「顔が病気っぽいから精神科へ行こう」と直接指摘すると本人は拒絶やショックを受けます。「最近とても疲れているように見えるから、まずは睡眠や身体のメンテナンスのために専門のクリニックで相談してみない?」と、本人の辛さに寄り添う形で提案するのが効果的です。