マインドコントロール下に置かれたToshlは、MASAYAの忠実な集金マシーンへと変貌させられました。1997年、洗脳の指示に従う形でToshlは突如としてX JAPANからの脱退を表明し、バンドは解散へと追い込まれることになります。これこそが、ロック界を揺るがしたToshlのX JAPAN洗脳騒動による影響の最たる悲劇でした。
解散後、Toshlは過密な地方ドサ回り公演を強いられます。スーパーの店頭や地方の小さな公民館を巡り、MASAYAの作った「癒やしのCD」を手売りさせられる日々。得られたギャラや印税はすべてホームオブハートの口座へと吸い上げられ、Toshl本人の手元にはわずかな日当と小銭しか残されませんでした。
さらに恐るべきは、2007年のX JAPAN再結成の裏側です。世界規模での再結成ツアーや巨額の契約金は、ファンの期待に応えるためであると同時に、資金難に陥っていた団体側がToshlを脅迫・使役して獲得させた巨大な「金脈」でした。得られた莫大な報酬も即座に団体の運営資金へと消え、Toshl自身には重い税金の未払いと借金だけが積み重なっていったのです。