アメリカの本土をはじめとする海外のエンタメ業界には、モルモン教のバックグラウンドを持つ世界的スターが数多く存在します。その関わり方は「敬虔な現役信者」から「幼少期に信仰していたが脱会した人物」まで様々です。
映画『ラ・ラ・ランド』や『バービー』で知られる名優ライアン・ゴズリングは、熱心なモルモン教徒の両親のもとで育ちました。彼は過去のインタビューで「家庭内のあらゆる規律が宗教に基づいていた」と回顧しつつも、成長するにつれて教義に違和感を抱くようになり、成人後は信仰から離れたことを明かしています。
アカデミー賞ノミネート常連の実力派女優エイミー・アダムスも、父親の赴任先や教会の教えが色濃い環境で幼少期を過ごしました。しかし、両親の離婚を機に教会生活からフェードアウト。「他者を思いやる基本的な倫理観は教会で培われた」と感謝を口にしつつも、教義そのものには縛られない生き方を選びました。
一方で、世界的なロックバンド「ザ・キラーズ」のフロントマンであるブランドン・フラワーズのように、ロックミュージシャンでありながら敬虔な信仰を公言し、ツアー中も戒律を守り続ける稀有なアーティストも存在します。教えに誇りを持ちつつ自身のクリエイティビティを発揮する彼の姿は、教団内外で独自のアイコンとして認知されています。