プロゲーマーの寿命は一般のスポーツ選手と比べても非常に短い。10代後半から20代前半がパフォーマンスのピークとされ、25歳前後を過ぎると動体視力や反応速度、長時間の集中力維持に陰りが見え始めると言われている。ここに、業界最大の課題であるセカンドキャリアの壁が立ち塞がる。
青春時代の全てをゲームに捧げた結果、一般的なビジネスマナーやPCスキル(表計算や書類作成など)、社会人としての実務経験を持たないまま20代後半を迎えることになる。キャリアチェンジを図ろうにも、履歴書に書ける職歴が「プロゲーマー」のみである場合、一般企業への再就職は想像以上に険しい。コーチや解説者、チーム運営スタッフといった業界内でのセカンドキャリアの枠は極めて限られており、引退後の人生設計に行き詰まるケースが多発している。