地上波テレビを巡る環境が厳しさを増す中で、看板枠の再建は命題だ。制作の舞台裏を覗くと、かつての成功体験を捨て去り、海外市場まで視野に入れた国際基準の映像制作へと舵を切っていることがわかる。映画撮影で使われる機材の導入や、ポストプロダクションへの潤沢な時間投資など、クオリティ向上への妥協はない。
「本当に面白いものを届ければ、必ず見てもらえる」。現場のプロデューサーたちが口を揃える言葉には、揺るぎないプライドが宿る。安易な話題性に逃げず、圧倒的な物語の面白さで勝負する姿勢が、視聴者の信頼を再び手繰り寄せつつある。