現代のネット空間では、一度形成された検索候補(サジェスト)が読者の認知を大きく歪めてしまう現象が多発しています。本店舗を取り巻くネットの反応も、典型的な「検索バイアスの自己増殖」と言えます。
多くのユーザーは「ローソン 柏中央町店」を調べる際、サジェストに表示された「事件」「閉店」の2文字を見て、「この店で何か重大なトラブルがあったのではないか」「もう潰れてしまったのか」と勘違いし、再検索を重ねてしまいます。これがいわゆる情報ループの罠です。
柏駅東口ローソン系列店舗の中でも、本店舗は「中央町」という古くからの町名を冠しており、周辺には個人経営の居酒屋やスナック、古びた雑居ビルも点在します。こうした街並みの雰囲気が、ネットユーザーの「繁華街の裏手=治安に不安がある」というステレオタイプな先入観と結びつき、根拠のない疑惑を助長してしまった側面は否定できません。実態としての同店は、日中は近隣のオフィスワーカー、夜間は帰宅途中の住民が利用する、極めて日常的で落ち着いた店舗です。