「えいごふだ」を語る上で欠かせないのが、制作陣の圧倒的なクオリティです。キャラクターデザインを手掛けたのは、漫画家・イラストレーターの青木俊直氏。シンプルでありながら一度見たら忘れられないユーモラスな札の造形は、子どもだけでなく大人の心も掴む温もりを持っています。
そして、ほぼすべてのキャラクターの声を担当し、作品に唯一無二の命を吹き込んだのが、声優界のレジェンドである中尾隆聖氏です。『それいけ!アンパンマン』のばいきんまん役や『ドラゴンボールZ』のフリーザ役などで知られる中尾氏は、本作において驚異的な演じ分けを披露。赤や青のメインの札をはじめ、老若男女、さらには動物や不思議な生き物に至るまで、声色とトーンを自在に変えて演じ切りました。
個性豊かな登場キャラクターには、以下のような特徴的な面々が揃っていました。
- 赤のふだ・青のふだ:コーナーの顔としてコミカルな掛け合いを演じるメインコンビ。
- 長方形のユニークな住人たち:怒りっぽいキャラクター、おっとりしたキャラクター、慌て者など、表情豊かに感情を表現。
- 動物・乗り物モチーフの札:子どもが日常で関心を抱きやすいモチーフを通じて、単語やフレーズを親しみやすく伝達。
中尾氏の変幻自在なアドリブ感あふれるセリフ回しと青木氏の愛らしいアニメーションが見事に融合したことで、単なる知育教材の枠を超えた上質なエンターテインメント作品へと昇華されました。