豆苗とかいわれ大根の違いは?栄養・生食の注意点から再収穫まで徹底解説

豆苗とかいわれ大根の違いは?栄養・生食の注意点から再収穫まで徹底解説

豆苗とかいわれ大根の違いは?栄養・生食の注意点から再収穫まで徹底解説に関するポイントを分かりやすくまとめました。専門的な情報をチェックしましょう。

家計の味方として「豆苗は2度美味しい」と言われますが、なぜかいわれ大根は同じように再収穫できないのでしょうか。そこには植物生理学的な構造の決定的な差が存在します。

豆苗の茎の根元、豆の少し上の部分をよく観察すると、小さな新芽(脇芽)が左右に2つ付いています。これを植物学で「成長点」と呼びます。調理時にこの成長点を残して上部を切り落とせば、豆に残された豊富なデンプンと養分を使って再び茎を伸ばすことが可能です。

対するかいわれ大根再生栽培できない理由は、かいわれ大根の成長点が茎の先端(葉の付け根付近)にしか存在しないためです。私たちが食べる段階で茎をバッサリ切ってしまうと、スポンジ側に成長点が残らないため、二度と新しい芽が伸びることはありません。また、大根の種子は豆苗の豆に比べて極めて小さく、2回目の成長を支えるための蓄積エネルギー(胚乳・子葉の養分)が枯渇している点も再生不能の理由です。

なお、失敗しない豆苗再収穫コツとしては以下の3原則を遵守してください。

  1. 成長点(脇芽)を必ず2つ残してカットする(豆から2〜3cm上を切る)。
  2. 水は豆に触れない高さ(根だけが浸かる深さ)に保つ(豆が水没すると腐敗の原因になります)。
  3. 水替えは毎日必ず1〜2回行う(夏場は朝晩2回。直射日光を避け、明るい室内に置く)。
田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。