SNSの攻略コミュニティや知恵袋を定点観測すると、「ユーザーランク3,000〜5,000の壁」に苦しむプレイヤーの声が後を絶ちません。手持ちのキャラを熱心に強化しているにもかかわらず、なぜ育成の行き詰まりが生じるのでしょうか。その背景には、ゲーム構造が引き起こす投資対効果(ROI)の歪みが存在します。
プレイヤーがつまずく最大の原因は、入手した「超激レアキャラクター」にばかりXPを注ぎ込んでしまう点にあります。超激レアをレベル1から30まで引き上げるには、約440万XPという膨大なリソースを要します。これだけのXPを投じても、上昇するユーザーランクはわずか「29」に過ぎません。
一方で、低レアリティのEXキャラやレアキャラの場合、レベル1から10までの育成に必要なXPは1体あたり数万から十数万程度で済みます。つまり、超激レア1体を無理にレベル30にするXPがあれば、倉庫で眠っている未強化の低レアキャラ数十体のレベルを10まで引き上げ、一気に数百単位のユーザーランクを獲得できる計算になります。このリソース配分の錯覚こそが、にゃんこ大戦争のユーザーランクが上がらない理由の正体です。