花束を仕立てる際、プロが最も気を使うのが「本数」だ。何気なく選んだ数字が、意図しない強いメッセージを帯びてしまうことがあるからだ。
・1本:「あなたが私の運命の人です」「一目惚れ」
・3本:「愛しています」「あなたと二人だけの世界」
・12本(ダズンフラワー):「私と付き合ってください」「私の妻になってください」
・40本:「真実の愛を誓います」「永遠に変わらぬ愛」
・99本:「永遠の愛」「ずっと一緒にいてください」
・108本:「私と結婚してください(プロポーズ)」
日常のカジュアルなギフトなら1輪挿しや3本程度のミニブーケが重宝される一方、プロポーズや記念日には12本や108本といった明確な決意を示すアレンジメントが選ばれる傾向にある。本数の意味を知った上で選ぶプロセスそのものが、贈り物に重層的な価値を吹き込む。