『四季刻歌』歌詞の真意と考察|綿飴Pが描く和風ロックの到達点

『四季刻歌』歌詞の真意と考察|綿飴Pが描く和風ロックの到達点

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ボカロファンの間で長年愛聴されている本作ですが、まず確認しておきたいのがタイトル表記の扱いです。『四季刻歌』の正式な読み方は「しきときうた」であり、漢字の「刻」を「とき」と読ませる風情ある命名がなされています。ネット検索などでは「しきこくか」と誤読されるケースも散見されますが、作中の言葉選びやリズム感と密接に連動したタイトルです。

コンポーザーの綿飴Pは、琴や三味線といった和楽器の響きと、重厚なドラム・ギターサウンドを融合させた「和風ロック」の旗手として知られています。2012年4月に動画共有サイトへ投稿された本作は、ヤマハの歌声合成エンジンを採用したボーカル音源「IA -ARIA ON THE PLANETES-」の初期代表曲として瞬く間にシーンを席巻しました。

IA特有の透明感と伸びやかな高音域は、哀愁を帯びたメロディラインと抜群の相性を見せ、公開から短期間でニコニコ動画における「VOCALOID殿堂入り(10万再生)」、さらには「VOCALOID伝説入り(100万再生)」を達成。ボカロ史に刻まれる金字塔としての地位を確立しました。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。