メンズコスメパーマは痛まない?普通のパーマとの違いと持ちを徹底検証

メンズコスメパーマは痛まない?普通のパーマとの違いと持ちを徹底検証

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「コスメパーマなら全く髪が痛まない」という噂がネット上を飛び交っていますが、毛髪科学の観点から正確に検証すると、「ダメージがゼロなわけではなく、従来のパーマと比較して毛髪への侵襲が著しく低い」というのが現場の事実です。

この違いを生み出している根本的な理由は、日本国内の薬機法における薬剤の認可区分にあります。一般的な従来のパーマ剤が「医薬部外品」に分類されるのに対し、コスメパーマで使用される薬剤は「化粧品登録」されたマイルドなカーリング料です。医薬部外品のパーマ液は毛髪内部のシスチン結合を強力に切断するために高いアルカリ度とチオグリコール酸などを利用しますが、これが髪のキューティクルを開かせ、パサつきやゴワつきの原因となっていました。

一方、コスメパーマが痛まない理由の核心は、主成分として広く採用されている化粧品登録パーマ液システアミンなどの分子設計にあります。システアミンは分子量が極めて小さいため、アルカリの力で無理にキューティクルをこじ開けずとも毛髪内部にスムーズに浸透します。その結果、髪本来のタンパク質を極力壊さずに、必要な結合のみを穏やかに組み替えることが可能です。

また、医薬部外品のパーマ剤では法律上制限されている「ヘアカラーとの同日施術」が、化粧品分類であるコスメパーマなら同日に行えるケースが多いという実用面での利点もあります。頭髪を過剰に脱色・乾燥させずにニュアンスを与えられるため、日頃からカラーリングを欠かさないビジネスパーソンや学生にとって、髪体力を守るための有力な選択肢となっています。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。