1871年(明治4年)に新貨条例が制定され、日本の通貨単位として「円」が誕生しました。この時代における明治時代の100円の現在の価値は、およそ200万円から300万円に相当します。当時の小学校教員の初任給がわずか4円〜5円程度、巡査の初任給が8円前後だったことを考えれば、100円札はまさに数カ月〜数年分の給与に匹敵する大金でした。
大正時代に入ると第一次世界大戦の好況に伴い物価が上昇したものの、大正時代の100円を物価換算すると依然として約10万〜20万円の価値を誇っていました。当時の米1俵(60kg)は約10円から15円、映画の入場料が約15銭(0.15円)程度だったため、100円あれば高級料亭で豪遊してもお釣りがくるほどの購買力があったのです。