Q1:シニア期に入ってから急に膝の上で寝る時間が増えました。老猫特有の心理ですか?
A1:単なる甘えではなく、体感温度の低下や関節の痛み、あるいは慢性腎臓病などの内科的疾患を抱えているリスクを警戒すべきです。特に飲水量が増えていないか、体重減少がないかをチェックし、急激な行動変化を感じた場合は速やかに動物病院で血液検査やレントゲン検査を受けることを推奨します。
Q2:同居家族の中で、普段ごはんをあげている私ではなく夫の膝ばかり選びます。なぜですか?
A2:猫にとって「食事の提供者」と「休息の場所」は評価軸が異なります。ごはんをくれる人は活動的で動きが多いため、警戒心が解けにくい場合があります。一方で、動きが少なく、声のトーンが低く、執拗に触ってこない人物の膝は「安定した動かない寝床」として高く評価されるためです。
Q3:膝の上で寝ながら爪を立ててフミフミして痛いのですが、やめさせる方法はありますか?
A3:フミフミは母猫に対する完全な退行と信頼の証であるため、叱って中断させると猫に強い心理的ショックを与えます。対策としては、猫が膝に乗る予兆を見せたら、あらかじめ厚手のマイクロファイバータオルや爪が貫通しないクッションを膝の上に敷くのが最も効果的でストレスのない解決策です。