提唱者と冒険家は惹かれ合うのか?静かな共感とすれ違いの真相

提唱者と冒険家は惹かれ合うのか?静かな共感とすれ違いの真相

提唱者と冒険家は惹かれ合うのか?静かな共感とすれ違いの真相の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

ふたりのすれ違いの本質を理解するには、カール・グスタフ・ユングの心理学的類型論と、それを発展させたイザベル・ブリッグス・マイヤーズの理論に立ち返る必要がある。外見上の物腰は似ていても、脳内で稼働している認知機能は驚くほど対照的だ。

提唱者型(INFJ)の主機能は「内向的直観(Ni)」であり、補助機能は「外向的感情(Fe)」。物事の背後にある隠された意味を探り、社会全体の調和や他者のニーズを優先する。対する冒険家型(ISFP)の主機能は「内向的感情(Fi)」で、補助機能は「外向的感覚(Se)」。自身の偽らざる倫理観に従い、五感で捉えられる生々しい現実に即座に反応する。

つまり、提唱者が「10年後のふたりの意味」を語ろうとするとき、冒険家は「今日の美味しい食事や心地よい音楽」を求めている。提唱者の抽象論は冒険家にとって退屈な空論に響き、冒険家の現実主義は提唱者の目に刹那的で浅薄に映ってしまうのだ。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。