東京駅八重洲口で最も注意すべきトラブルが、バスの出発地誤認です。取材班が現地カウンターで確認したところ、「発車5分前に別のターミナルへ来てしまった」と駆け込んでくる乗客が後を絶ちません。八重洲エリアには現在、以下の3つの主要バス乗り場が存在しており、それぞれ歩行距離と位置が完全に分かれています。
第一に、改札を出て目の前の地上フロアに広がるのが東京駅八重洲南口 JR高速バスターミナルです。ジェイアールバス関東をはじめとするJR系グループ各社が運行する便はすべてここに発着します。改札から屋根伝いに徒歩0〜1分でアクセスできる抜群の利便性を誇ります。
第二に、大規模再開発ビル「東京ミッドタウン八重洲」の地下フロアに誕生したのがバスターミナル東京八重洲です。京成バスなどの千葉方面・アクアライン経由路線や、西日本・東北方面行きの夜行便など非JR系民間路線が主力を占めます。地上ではなく、八重洲地下街(ヤエチカ)を経由して地下2階へ降りる必要があります。
そして第三が、夜行バスを中心に依然として多数の発着がある鍛冶橋駐車場(東京駅鍛冶橋駐車場バス乗り場)です。ここは駅直結ではなく、外堀通りを有楽町方面へ南下した屋外スペースに位置しています。移動に最低でも7〜10分を要するため、直前の駆け込み移動は物理的に間に合いません。