この曲の魅力を語る上で欠かせないのが、リーダーであり作曲者でもある加瀬邦彦が奏でた12弦ギターの音色だ。きらびやかで、どこか哀愁を帯びた響き。それは当時の歌謡曲にはない、洋楽直系の洗練された響きを持っていた。ザ・ビートルズやザ・ビーチ・ボーイズの影響を消化しつつ、日本人の琴線に触れる哀愁のマイナーコードを融合させた加瀬のソングライティングは天才的だったと言わざるを得ない。アコースティックな響きとエレキギターの融合が、デジタル音源に耳が慣れた現代人に新鮮なオーガニック感を与えている。
名曲「思い出の渚」誕生の裏に何が?加瀬邦彦が遺した葛藤と新事実を独占公開
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