結論から明かすと、北海道寿都郡に属する自治体名「寿都町」の読み方は「すっつちょう」です。「寿」を「す」、「都」を「つ」と促音化させて読ませる極めて珍しい訓読み・当て字のパターンであり、初見で正しく読める人は決して多くありません。
多くの人が「じゅとちょう」「ことぶきちょう」、あるいは「すとちょう」と読んでしまいがちですが、公的な表記はすべて「すっつ(Suttsu)」で統一されています。北海道の難読地名は、先住民族であるアイヌの人々が呼んでいた土地の音(アイヌ語)に対して、明治以降の開拓期に漢字を当てはめたものが大半を占めており、寿都郡寿都町もその代表例と言えます。
行政区画としては後志総合振興局(しりべしそうごうしんこうきょく)管内にあり、ニセコエリアや小樽市と同じ振興局に属しながらも、寿都湾を抱く独自の海岸景観と文化を形成してきました。