オフィスの物件選定において、ネット掲示板やSNS上で散見されるのが「築30年を超えたオフィスビルはインフラが古く、テレワークやDXに対応できないのではないか」という先入観です。しかし、この言説をKDX横浜関内ビルにそのまま当てはめるのは完全な誤解と言えます。
第一の誤解は「電気容量と通信環境」についてです。バブル期前後に設計されたオフィスビルの中には、現代のサーバー機器や多数のモニター配置に耐えられない低容量受電の物件が存在します。しかし、同ビルでは過去のプロパティマネジメントを通じて幹線設備の増強や光ファイバーの複数系統引き込みが完了しており、重いデータ通信を日常的に行うクリエイティブ系・IT系企業でも支障なく稼働できるスペックが確保されています。
第二の誤解は「フロア形状によるデッドスペース」です。築年数の古いビルでは室内に太い構造柱が露出し、デスク島配置を大きく阻害することがあります。しかし、同ビルは基準階において整形に近いレイアウトを採用しており、パーテーションによる会議室の設置やフリーアドレスデスクの導入が極めてスムーズに行える設計となっています。