この大会の象徴にして最大の罰ゲームが、通称「最弱白ジャケット」です。純白の生地の背面に金色の筆文字で「最弱」と大書され、胸元にはトランプの意匠が施されたこの特注ジャケットは、単なる小道具の域を超え、芸能界きっての「不名誉の勲章」として定着しました。
この白ジャケットに最も愛され、そして最も苦しめられたのが相葉雅紀です。相葉は歴代最多となる通算6回の最弱王に沈んでおり、一時は番組内で「もはやジャケットの専属モデル」「実家に保管場所があるのではないか」とまでイジられる事態となりました。当時の特番インタビューにおいて相葉自身が「神社でお祓いまで受けて収録に臨んだのに、気付いたら手元にジョーカーが戻ってきていた」と苦笑交じりに吐露したエピソードは、ファンの間でも伝説として語り継がれています。
相葉に次ぐインパクトを残したのが、女優の仲間由紀恵です。仲間は持ち前の気品溢れる佇まいで盤石のポーカーフェイスを維持しながらも、土壇場でジョーカーを引き当ててしまい、複数回にわたり最弱王の座に君臨しました。凛とした美しさと背中の「最弱」文字という強烈なギャップは、バラエティ史に残る名場面として知られています。さらに、ワイルドな魅力を誇る長瀬智也や、端正なマスクの坂口健太郎などもこの白ジャケットの洗礼を受けており、どれほど華やかなキャリアを持つスターであっても、ジョーカーの前では平等に無力化されることが証明されています。