ファンが最も期待する「甲本ヒロトと甲本雅裕の本格共演」ですが、映画やドラマの劇中で2人が直接がっつりと芝居を交わす共演は、極めて慎重に避けられてきました。
バラエティ番組での安易な「兄弟タレント売り」を拒絶し、作品のノイズになるような話題作りを行わない点に、2人のプロフェッショナリズムが凝縮されています。ただし、完全に接点がないわけではありません。
過去には、弟・雅裕が出演する舞台の会場で兄の楽曲が流れるケースや、兄が音楽を手掛けた映像作品に弟がキャスティングされるといった、間接的なコラボレーションが実現した事例は存在します。メディアやイベントで揃って壇上に立つことをしない姿勢こそが、互いのキャリアに対する最大の敬意であり、安易な消費を許さない2人ならではの流儀です。