ネット上で流布する「親日国に行けば誰でもモテる」という言説には、危険な認知の歪みが含まれています。
最大の落とし穴は、「受動的な態度」を「優しさ」と勘違いすることです。意見を求められた際に「何でもいい」「あなたに合わせる」と答える姿勢は、国際的な文脈では「主体性の欠如」「中身のない人物」と見なされ、急速に興味を失われます。
また、フェティシズム(偏見に基づく性愛視)との混同にも注意が必要です。「従順でおとなしいアジア人」というステレオタイプを前提に近づいてくる相手は、対等なパートナーシップを築く対象としては不適格です。言葉が通じないことをいいことに、金銭的・精神的に依存させようとする悪質なケースも存在します。