「早く元の生活に戻らなければ」と焦るあまり、体力が戻りきらないうちにフルタイム勤務へ復帰し、心身を崩してしまうケースは少なくありません。乳がん術後の仕事復帰のタイミングは、デスクワークで術後1〜2ヶ月、身体を動かす業務で2〜3ヶ月が一つの目安ですが、ホルモン療法や放射線治療が継続している場合は柔軟な調整が必要です。
復職にあたっては、主治医と相談の上で「まずは時短勤務や週数日のテレワークから再開する」「重い荷物を持つ作業を免除してもらう」など、段階的なステップを踏むことが推奨されます。職場に対して現在の治療状況や「疲れやすさという見えない副作用」について事前に共有しておくことで、精神的なプレッシャーを大幅に減らすことができます。